知識を医療に役立てたい

プロフィール

佐藤 亜都紗さん

宮城県出身 2014年理工学研究科修了
                      加速器エンジニアリング株式会社
                      山形事業所勤務

 

メールインタビューP1

Q1 中学生時代はどんな生徒で理科が好きでしたか?どんな職業をかんがえていましたか。
中学時代は生徒会に所属し、学校行事の企画・運営に取り組みました。先生方をはじめ、生徒と協力し合いながら、企画を成し遂げたことがとても楽しかったです。
理科については、分解や化合といった化学が好きでした。当時は物理学の言葉さえ知らず、中学の物理の科目にあたる部分は苦手でした。
職業については、漠然と公務員がいいなとしか考えていませんでした。

Q2 高校での文理選択時でどう判断しましたか?その理由は?
文学部や経済学部を卒業し文系職に就く人が多い中、私は他者と差分化するには理系を目指した方がいいと感じたからです。幸いなことに、自分の得意科目が数学と物理であること、国語と世界史が苦手であることから、より理系へ進むという決断に至りました。

メールインタビューP2

Q3 現在の職場での楽しいところや面白い点などのやりがいを教えてください。
今まで大学で学んできたことを仕事で生かせる人はごくわずかな中、今の職場ではその知識が根底となり、より深い専門技術への理解ができます。
私の現在の職場は、山形大学医学部東日本重粒子センターであり、今まさに稼働したばかりの新しい施設です。装置の立ち上げや運営方針を決定する場で、私の意見が少しでも役立てた時は特にうれしくやりがいがあると感じています。

Q4 中学生へのメッセージをお願いいたします。
中学校で勉強する内容には、皆さんが知らない様々な分野内容がひとまとめになっています。特に理科については、数学、物理、化学、生物、地学といった学問がまとめてあり、それらの学問もさらに大学では細分化されています。
理科の中でも皆さんが興味を持った項目が、実は社会で大きな役に立っており、そこから将来への道を探してもいいかもしれません。職種から将来の道を決めることも一手ですが、身の回りにある無くてはならないものが何を利用してできているかといった内容から職種を調べてみることも皆さんの役に立つと思います。

山形大学広報 ひととひとでも紹介されています。
https://www.yamagata-u.ac.jp/jp/hitotohito/flap/20210515/

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学部卒でも研究職