弁理士になりませんか。

プロフィール

関根真衣さん

福島県出身 山形大学物質生命化学科卒業
      山形大学大学院理工学研究科修了

園田・小林弁理士法人所属

関根 真衣

 

 

 


 

メールインタビューP1

Q1 中学生時代はどんな生徒で理科が好きでしたか?どんな職業をかんがえていましたか。

 ・中学時代は、海外への憧れが強く、海外映画や海外ドラマばかり見ていて、あまり勉強をしませんでした。でも、理系教科は得意で、特に理科が大好きでした。中学2・3年生時の担任の先生が理科の先生で、親しみがあったのと、授業で黒色火薬を使った線香花火を作る実験を体験させてくれたので、理科(化学)に興味がわいたのだと思います。
・将来は幼稚園の先生になりたいと思っていたのですが、担任の先生の影響もあり、将来は理科の先生もいいなー、とこの頃から思い始めていました。

Q2 高校での文理選択時でどう判断しましたか?その理由は?

・高校選択時から理系志望だったので、文理選択時は、理系一択で、全く悩みませんでした。理由は、①その頃には本格的に理科の先生になりたかったことと、文系の職業があまり浮かばなかったこと、②高校でも化学と数学が得意で、国語と英語が壊滅的に成績が悪く、①の将来の夢の点でも、②の現実の実力の点でも、文系に迷う余地がなかったのだと思います。

メールインタビューP2

Q3 現在の職場での楽しいところや面白い点などのやりがいを教えてください。

・弁理士は、知的財産法を取り扱う専門家です。私自身の専門は、特許関係で、特に化学系の特許が専門です。これまでは主に申請書類の作成や国内外の特許庁とのやり取りを行ってきました。このような業務は、企業の開発部や知財部の方と相談しながら、検討を進めていくのですが、その際、企業の最近の科学技術に関わることができるのがとても面白い点です。また、最近では、特許情報分析や営業活動、マーケティングも行っています。これらは弁理士が行う業務としては少し珍しいのですが、これまでの知識と経験を活かしながら、新しい挑戦ができるのが日々楽しいところです。

Q4 中学生へのメッセージをお願いいたします。

・私は、小学校から書道をやっていて、中学生の頃にもうやめたいな、と思い始めていました。そんなある日、担任の先生が、「運動でも、勉強でも、特技でも何でもいい、自分にできるだけたくさんの勲章をつけなさい!頑張って付けた勲章は、先生がいっぱい内申書に書いてあげる!!」とクラスのみんなに言いました。その時に、あ~、特技って勲章になるなのか。。。と思って、その時にいろいろな「ものの見方」が変わったように思います。それからは得意の書道はできるだけ展覧会等にも出品して賞をたくさんもらうようにして、勉強は得意と言えるくらい成績も伸ばすようにしました。(おかげで大学受験では推薦試験を受けるチャンスをもらえました。)この考え方は、社会人になった今も続いていて、自分には実力が足りないかもと思われる挑戦も、「やり切れば経験という勲章になってくる、その勲章は誠実に頑張った分だけ大きなものになる」と思って、その都度やり切り、評価されています。是非、中学生の皆さんも、いろいろなことに挑戦して、たくさん勲章を獲得して欲しいです!そして、できればそのチャンスをくれる人、挑戦を支えてくれる人(家族や、周りの人)に感謝しながら頑張って欲しいです。