利用者にも職員にも慕われる介護施設のリーダー

プロフィール

安彦 和枝 さん

社会福祉法人大蔵福祉会
主任介護員

昭和45年新庄市生まれ。平成4年に社会福祉法人大蔵福祉会に入職し、2年後に結婚。介護福祉士、社会福祉主事任用資格を取得し、平成20年に主任介護員となる。夫、子ども2人(大学生、高校生)、義父、義母の6人家族。

介護の仕事に関わるきっかけ

 平成4年に今の職場である大蔵福祉会の特別養護老人ホーム「翠明荘」がオープンすることになり、調理師の免許を持っていたので、はじめは調理師として就職しました。介護の現場を間近で見るうちに、介護の重要性や必要性を感じて勉強を始め、介護福祉士の資格を取得。今は社会福祉主事任用資格も取得して、主任介護員として従事しています。

管理職(主任介護員)として

 管理職昇任は、突然の辞令でした。正直、驚きましたが、今までの仕事が認められたのだという喜びもありました。管理職になった当初は、自分の対応が正しかったのかと迷うこともありました。そんな時は自分より経験豊富な職員に相談して、一つひとつ解決していきました。管理職になったことで、私自身も成長できたと思いますし、以前より仕事にやりがいも感じます。ただ、その分大変さもあります。以前は、利用者のことだけを考えていましたが、今は職員の働きやすさなども考えなければいけない立場です。仕事面だけでなく、プライベートの相談を受ける時もありますし、職場内の人間関係の問題に対応することもあります。でも、もともとがあまり悩まない性格で、「仕事は楽しく」をモットーとしており、大変なことがあっても、その分、出来た時の達成感を味わっているという感じです。部下に頼られるのはうれしいですね。自分の経験を伝えることで、若い人たちのプラスになればと思っています。

子育てとの両立

 就職後に結婚し、2人の子どもを出産。1人目の出産の時は育児休業を取りました。仕事復帰後は、子育てと仕事の両立で慌ただしい毎日でした。夜勤の時には子ども達と一緒に寝てあげることができず、子どもから「夜勤は嫌い。」と言われたこともあります。寂しい思いをさせている分、家にいる日は必ず寝る前に2人の子に2冊ずつ、絵本を読んであげるようにしていました。その頃、ちょうど、介護福祉士の資格試験の勉強もしており、大変でしたが、子ども達のためと思うと頑張れました。また、私の家は自営業をしているので、いつも家に誰かがいて、私ができない部分を、家族全員でフォローしてくれました。特に夫は子どもの相手をよくしてくれて、娘たちと夫とは大きくなった今でも一緒に遊びに行くほど、とても仲良しです。

子育てに理解ある職場に

休日には親子でサッカー観戦も

職場では、これから出産や子育てを迎える人達に、子育て経験者として相談相手になったり、アドバイスをしたりしています。女性が多い職場なので、子育てには理解ある環境になっていると思います。

Work & Home Life in Yamagata
山形での仕事と子育てロールモデル集 2016年 発行
山形県子育て推進部若者支援・男女共同参画課